林業歴15年のプロが、電動チェーンソーのメンテナンス方法を解説します。
本記事の内容
● 電動チェーンソーのメンテナンス方法がわかる
【簡単】電動チェーンソーのメンテナンス方法を解説【 T540iXP 】

こんにちは、ゆういちです。
本日は私が愛用している電動チェーンソー「ハスクバーナT540iXP」のメンテナンス方法について解説します。
エンジン式のチェーンソーとは、構造が違うのでメンテナンス方法も変わってきます。
「電気系のメンテナンスとかありそうで難しそう」と思うかもしれませんが、エンジン式のチェーンソーよりも楽なので最後までお読みください。
電動チェーンソーとは?

電動チェーンソーとは、電気を使用して稼働するタイプのチェーンソーです。
コンセントにつなげるタイプとバッテリータイプの2種類があります。
本日のメンテナンス方法で紹介する電動チェーンソーは、ハスクバーナT540iになります。
ハスクバーナT540iXPの詳しい記事はこちら

電動チェーンソーのメンテナンスは実は簡単

電動チェーンソーのメンテナンスは、エンジン式のチェーンソーに比べて簡単です。
理由は、2つあります。
● 混合燃料の管理がない
● エアーフィルターがない
エンジン式のチェーンソーは、いかに綺麗な燃料と空気を送り込むかが重要なので、メンテナンスは気も使うし、手間もかかります。
電動チェーンソーは動力が電気なので、混合燃料の管理がありません。
また、エアーフィルターがないので清掃もかなり楽です。
電動チェーンソーのメンテナンス方法

それでは、私が所有しているハスクバーナT540iXPを例にメンテナンス方法を解説します。
電動チェーンソーのメンテナンスは主に3つです。
● 冷却システム周辺の清掃
● クラッチ周辺の清掃
● バッテリー端子のサビ管理
冷却システム周辺の清掃

T540iXPは、冷却システムがバッテリーの左側についています。
空気の流れは画像の通りなので、この出入り口にホコリ等が詰まっていると空気が流れず冷却されません。
本体、バッテリー共に冷却されないと故障の原因になりますので、ブラシなどで定期的に清掃しましょう。
クラッチ周辺の清掃

こちらはエンジン式同様にカバーを外して、クラッチ周辺やガイドバーの溝を清掃します。
オイルの注油口が詰まっていると、オイルが出ないのでパーツクリーナーやエアーコンプレッサーで綺麗にしてあげましょう。
もちろん、刃が傷んでいたら目立ても忘れずに実施して下さい。
バッテリー端子のサビを管理する

バッテリーの端子は、湿気や雨などを放置しているとサビることがあります。
端子がさびるとバッテリーチェーンソーの最大限のパフォーマンスが引き出せなくなってしまうので、雨で濡れてしまった日や湿気が多い時はウエス等を使って拭き、乾燥させるようにして下さい。
【簡単】電動チェーンソーのメンテナンス方法を解説【 T540iXP 】 まとめ
エンジン式に比べると電動チェーンソーのメンテナンスはかなり楽ですが、全くしなくて良いわけではありません。
電動チェーンソーは家電みたいなものなので意外と繊細です。
使用後はこまめに清掃することで、本体、バッテリー両方長持ちさせることができるので、ぜひ愛着を待ってメンテナンスして下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
くれぐれもチェーンソー作業はご安全にお願いします。