グレンシュフォシュブルークハンター418を徹底解説します。
● ハンター418がどんな斧かわかる
● ハンター418を使った感想をレビュー
● ハンター418のメンテナンス方法を紹介
パワーと機能性ならグレンシュフォシュのハンター斧418がおすすめ【キャンプの斧】
こんにちは、ゆういち(yamaumi2020)です。
焚き火をする際、太い薪を小割りにするのに重宝するのが斧ですが、本日は私が愛用しているグレンスフォシュブルークのハンター418を紹介します。
ハンター418は薪割りはもちろんのこと、フェザースティック作りや枝払い、料理の下ごしらえまでできるパワーを兼ね備えたオールラウンダーな斧です。
野営の技術と効率をあげたい方は投資する価値がある斧ですので、最後までお読み下さい。
グレンシュフォシュブルークのハンター418はこんな人におすすめ!
● パワーのある手斧が欲しい方
● ブッシュクラフトなどで太い枝を払う方
● 高品質な道具にこだわりたい方
● 斧選びで間違えたくない方
グレンシュフォシュブルークハンター418のスペック
ハンター418のスペックは上記の通りです。
グレンシュフォシュブルークのハンター418はどんな斧?
グレンシュフォシュブルークのハンター418は、狩猟をするハンターように作られた斧です。
ハンターは何日も山にこもり狩猟行為をすることから、ハンター418は多目的に作られています。
パワーがありナイフのような切れ味も兼ね備えたオールラウンダーな斧
同じグレンシュフォシュブルークから発売されている「ワイルドライフ415」を大きくしたような斧です。
とにかく高品質
グレンシュフォシュブルークの斧は、とにかく品質が良いです。
熟練の斧職人が1本1本手作りし納得のいく商品だけを世に出しているからです。
斧頭には、スウェーデン王室のマークが刻印されており品質は折り紙付きです。
スウェーデン鋼を使用
スウェーデンは鉄で有名な国ですが、グレンシュフォシュの斧には斧専用のスウェーデン鋼が使用されています。
スウェーデン鋼は、サビに強く程よい硬さに仕上がっています。
出荷時からナイフのような切れ味の刃がついており、薪への食い込みも抜群です。
柄には最高級のヒッコリー材を使用
ヒッコリーはクルミ科の仲間で耐久性に優れた木材です。特に衝撃吸収力が大きいのが特徴です。
グレンシュフォシュブルークの柄には、ヒッコリー材の中でも最高級のものが使われています。
斧を安全に長く使うための条件が揃っている柄になります。
パワーが売りだが…
ハンター418は、全体重量が1キロ弱(私のは960g)あり、斧頭も600gとなかなか大きい斧なのでパワーがあります。
しかし、他社の斧のように斧頭だけで1kgもあるような重さのパワーではありません。
よく考えてみると、柄の長さが47㎝もあるのに全体重量が1kgに満たないって軽くないですか?
ハンター418は、設計の時点でかなり考えられた斧です。
ハンターが使う斧なので、できるだけ軽くパワーがある斧に仕上がっています。
斧頭の重さを600gに抑えて、その分柄を47㎝と長くとっています。
柄が長いということは、遠心力が大きくなるので斧頭が軽くてもパワー不足を感じません。
まさに、斧頭の軽さを柄の長さでカバーしたバランスの良い斧と言えます。
多目的な斧
ハンター418は、パワーがありながら1本でなんでもできる多目的な斧です。
薪割りやフェザースティック、ナイフの代わりまで幅広く使えます。
特徴的なのが、斧頭の後ろが光沢面になっており料理の下ごしらえにも使えるというところです。
肉を叩いて柔らかくしたり、ニンニクを潰したりと非常に便利です。
キャンプやブッシュクラフトに最適な斧と言えます。
デメリットもある
ハンター418にもデメリットがあります。
● 価格が高い
● 柄が長いので持ち運びが不利
グレンシュフォシュブルークの斧は、はっきり言って価格が高いです。
ハンター418も2万円オーバーなので、道具にこだわりがない方には向きません。
価格にあった価値はあるので、高品質な斧を長く使いたい方やキャンプのレベルを上げたい方は投資するのもアリです
あと普段コンパクトな手斧を使っている方には、持ち運びが不便に感じるかもしれません。
グレンシュフォシュブルークハンター418を使ってみた感想
ハンター418を使った感想を下記4つの視点からみていきます。
● 薪割り
● フェザースティック作り
● 杭作り
● チョッピング
薪割り
ハンター418の薪割りは、パワー(重さ)があるので市販の薪なら一発で割れます。
柄の長さが47センチあるので基本両手持ちで握ります。
鋭く薄い刃は、薪にガッツリと食い込みます。
手斧のワイルドライフの食い込みの良さに、パワー(重さ)が加わったイメージです。
フェザースティック作り
ハンター418の刃は、薄い形状で非常に鋭いのでフェザースティックを作るには最適です。
刃の長さも長いので作りやすい!
画像のようにポジショニングすると作りやすいです。
コツは、斧は完全に固定して薪を引くこと。
サクサク削れて気持ちよいです!
杭作り
刃先が鋭くパワーもあるので、細いペグから太い杭まで素早く作る事ができます。
ブッシュクラフトを楽しみたい方に最適です。
チョッピング
チョッピングとは、斧で木を叩き切る事を言いますが、ハンター418は直径15センチくらいの木ならなんなく叩き切ることができました。
コツは、左右交互に刃を入れていくことです。
ハンター418は「パワーのある万能斧」ですが、グレンシュフォシュブルークには他の用途に使う斧がたくさんあります。
私が所有している斧を用途別にまとめたので、他の斧も気になる方は下記をご覧ください。
グレンシュフォシュブルークハンター418のメンテナンス方法を紹介
ハンター418のメンテナンス方法を紹介します。
● 刃を研ぐ
● 柄のメンテナンス
刃を研ぐ
ハンター418は、パワーがある斧なので刃にかかる負担が大きいのも事実です。
薪を割っていると、必ず刃が傷んで食い込みが悪くなってきます。
刃の切れ味が落ちてきたら刃を研ぎましょう。
おすすめの砥石は、グレンスフォシュブルークのディスクストーンです。
ディスクストーンを使えば、どこでも手軽に刃を研ぐことができます。
ディスクストーンを使った斧の研ぎ方については、正しい斧の研ぎ方をご覧下さい。
また刃を研いだ後は、サビてしまうので刃に油を塗りましょう。
ハンター418は、ナイフとしても使用するので天然成分のものが安心です。
おすすめの油は、100%天然成分の椿油です。
刃に塗るとサビないですし、ベトつかないので重宝しています。
柄のメンテナンス
日頃の手入れで忘れてはいけないのが柄のメンテナンスです。
柄は、手と刃をつなぐ大切な部分なので、斧を長く安全に使うためにもメンテナンスは欠かせません。
柄のメンテナンスには、オイルフィニッシュが効果的です。
オイルフィニッシュとは、柄に植物油を塗って、、油膜を形成し柄を保護することを言います。
オイルフィニッシュをすることで得られる効果は下記4つです。
● 撥水
● 防カビ
● 防腐
● 汚れ防止
木材の天敵である水や汚れを防ぐことで、柄が長持ちします。
オイルフィニッシュに使用する植物油には種類がありますが、おすすめは蜜蝋ワックスです。
蜂の巣から生成される(ミツロウ)と植物油を混ぜた、伸びのよいワックスなので扱いやすく、柄の色合いも自然な深いものに変化していきます。
詳しい蜜蝋ワックスのオイルフィニッシュについては下記の記事をご覧ください。
グレンシュフォシュブルークハンター418の柄の根元にパラコードを巻こう!
アウトドアアックスのように、打ち損じした時に柄の破損を防ぐ為に柄の根元にスチール製のプロテクターがついている斧もあるのですが、ハンター418にはついていません。
斧を長く大切に使うためにも、柄の根元にパラコードを巻くことをおすすめします。
グレンシュフォシュブルークハンター418 まとめ
ハンター418は、パワーがありながらも多用途に使える万能な斧です。
パワフル版のワイルドライフと言ったところでしょうか。
現在使っている手斧にパワー不足を感じるならハンター418を所有する価値はあると思います。
本記事があなたの斧選びのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
良いキャンプライフをお過ごし下さい。