本日はこんな疑問に答えます。
本記事の内容
● グレンシュブルークの斧の選び方がわかる
● 4本の特徴を比較できる
グレンシュフォシュブルークのおすすめ斧を4本購入し徹底比較!
こんにちは、ゆういち(yamaumi2020)です。
本日は、グレンスフォシュブルークの斧を4本所有している私が、用途別に紹介します!
こんな方におすすめの記事です。
本日紹介する斧は下記の4本です。
● 大型薪割り斧445
● ハンター斧418
● ワイルドライフ415
● アウトドアアックス425
グレンスフォシュブルークとは?
グレンスフォシュブルークは、1902年から約120年にわたり斧を生産し続けているスウェーデンの名門。
グレンスフォシュブルークの斧は、工場で大量生産するのではなく、熟練の技術を持った職人が最初から最後まで1人で責任を持って作っています。こうすることで、微妙なズレをなくしバランスの良い高品質な斧が世に放たれていくのです。
この功績が認められ、グレンスフォシュブルークの斧にはスウェーデン王室のマークが刻印されています。
グレンスフォシュブルークの斧は世界中で愛されています
キャンパーから薪割りを生業にしているプロまで口を揃えて言うのが、
「グレンスフォシュブルークの斧を選んでおけば間違いない」という言葉。
間違いないというのは、品質と切れ味、使いやすさが証明されているということ。
ここまで国境を超えて愛されている斧はどこを探しても存在しません。
素材は最高級のスウェーデン鋼
スウェーデンは世界有数の鉄の生産国ですが、スウェーデン鋼とはスウェーデンの鉄鉱石から生産された鋼です。
スウェーデン鋼にも1000をこえる種類がありますが、グレンシュフォシュブルークの斧には「斧専用の最高級スウェーデン鋼」が使用されています。
スウェーデン鋼は、斧の素材に最適で下記3つの特徴があります。
● 不純物が非常に少ない
● 弾力性がある
● サビに強い
柄は最高級のヒッコリー材を使用
グレンスフォシュブルークの斧の柄には、クルミ科の広葉樹であるヒッコリー材が使われています。
ヒッコリー材は、非常に硬い木で強度に優れ、特に衝撃吸収が大きいので斧の柄に最適です。
薪割りの衝撃を吸収してくれるので、疲れにくく柄が長持ちします。
人間工学的に設計されている斧
グレンスフォシュブルークの斧を振るとわかるのですが、振りやすくて疲れにくいことに気付きます。
もちろん斧自体のポテンシャルが高いのもありますが、その秘密は人間工学に基づいて設計されているということ。
斧頭の重さと柄の長さのバランス、柄の形状やグリップの滑りやすさ等々あげればキリがないですが、とにかく扱いやすいのが特徴です。
例えば単純に薪を割るなら、斧頭を重くすればパワーが上がるので簡単ですよね。
ただ、これだと斧頭が重いだけなので振りにくくて疲れるし、危険です。
ここのバランスが抜群に良いのがグレンスフォシュブルークの斧。
人間工学に基づいて設計されているのが、振りやすい斧の秘密です。
グレンスフォシュブルークのおすすめ斧4選
それでは、実際に私が所有する4本の斧を用途別に分けて、わかりやすく解説していきます。
分類する用途は下記3つです。
● 丸太を薪にする大型斧
● キャンプで薪を小割りにする斧
● パワーのある万能斧
丸太を薪にするなら大型薪割り斧445がおすすめ
丸太を薪にするならグレンスフォシュブルーク大型薪割り斧445がおすすめです。
伐採した原木丸太が手に入る環境の方は、自分で薪を割るのも非常に楽しいですし、薪の購入代も浮いちゃいます!
私は長いこと林業をやっているので、今まで色々な薪割り斧を振ってきましたが、トップクラスに扱いやすくて破壊力のある斧が大型薪割り斧445です。
初めて大型薪割り斧445で薪を割った時は、「あぁ、丸太ってこんなに簡単に割れるんだ!」と本当におどろきました。
ノンストレスで薪が割れてしまう大型薪割り斧の特徴は2つ。
● 薪割りに最適な斧頭
● 柄が長いロングタイプだから破壊力抜群!
薪割りに最適な斧頭
斧の鉄の部分を斧頭(ふとう)といいますが、大型薪割り斧445は薪割りに最適な斧頭と言えます。
大型薪割り斧445の斧頭は薪が割れやすい「クサビ型」。
斧の刃が食い込んだ瞬間に強烈に薪を引き裂いていきます。
破壊力抜群の設計
大型薪割り斧は、柄が長いロングタイプ(グレンスフォシュブルーク大型薪割り斧442と比較)。
遠心力が大きくなるので破壊力抜群の設計になってます!
小さい力で薪割りをしたい方や太い丸太を割りたい方は、大型薪割り斧445がおすすめです。
大型薪割り斧445については下記の記事で詳しく解説しています。
>>薪割りの斧はグレンスフォシュブルークの大型薪割り斧445しかない理由
薪を小割りにするならワイルドライフかアウトドアアックス
キャンプで薪を小割りにして、焚き付けを作り小さな火種から火を起こすのも焚き火の楽しみ方の一つ。
そんな時に活躍するのが、持ち運びが便利な手斧(ハンドアックス)です。
グレンシュフォシュブルークの主力の手斧が下記の2本になります。
● グレンスフォシュブルークワイルドライフ415
● グレンスフォシュブルークアウトドアアックス425
この2本は常に比較されており、
と迷うところではありますが、最初の1本はワイルドライフを買っておけば間違いないかな?と思います。
それぞれの特徴を解説しますね。
グレンスフォシュブルークワイルドライフ415
最初の1本はワイルドライフ415をを選んでおけば間違いないでしょう。
その理由は、ただひとつ。
使いやすいのです。
使いやすさの理由は、
● 使いやすいサイズと重さ
● 使いやすい刃の形状
● 握りやすい柄
とにかくオーソドックスな万能手斧です。
ちょうど良い重さと長さ、薄くて切れ味抜群な刃。
シンプルで握りやすい柄!
焚き付けを作るのはもちろん、薄くて切れ味抜群な刃でフェザースティックも簡単に作れます。
キャンプやブッシュクラフトの入門に最適な1本。
ワイルドライフ415をもっと詳しく知りたい方は、下記の記事をどうぞ!
>>【キャンプ斧】最初の1本はグレンシュフォシュのワイルドライフがおすすめ!
グレンスフォシュブルークアウトドアアックス425
アウトドアアックス425は、サバイバル用に開発された手斧です。
アウトドアアックス425の特徴は、
● ワイルドライフより軽量
● 刃の形状がクサビ型
ワイルドライフよりも少しクセのある斧になります。
斧身はとにかく軽い340g(ワイルドライフより100g軽い)。
軽いということは単純にパワーが落ちますが、柄を長くすることで遠心力でパワーをカバーするという緻密な設計の斧。
刃はワイルドライフほどの切れ味はないが、クサビ型なので薪割りに適している斧です。
アウトドアアックス425を使いこなせれば、できないものはありません。
まさにサバイバルのために開発された斧です。
アウトドアアックス425については下記の記事で完全版として解説しています。
>>キャンプの斧はグレンシュフォシュのアウトドアアックス425が最強!
2本の手斧よりパワーが欲しいならハンター418
薪も小割りにしたいけど、落ちている木の枝を払ったり、丸太を割ったりもしたい。
もう少し斧にパワーが欲しいときにはこの1本。
ハンター418がおすすめです。
ハンター418のスペック
ハンター418は、手斧と大型斧の真ん中に位置する斧です。
手斧の使いやすさにパワーをプラスしたスペックは下記の通り。
● 斧頭重量:600g
● 斧頭サイズ:150mm
● 斧刃:150mm
● 全長:47cm
● 重量:900g
ハンターが山で暮らすために作られた斧
昔のハンターは猟にでると何日も山に泊まって猟を行っていました。
野営中は、木を倒して枝を払い、薪を割って焚き付けを作り、火を起こして料理をつくる。
この一連の作業を斧一本で解決する為に作られたのがハンター418です。
また、とった獲物をその場で捌くのもハンター418の仕事。
切れ味抜群の薄刃は、鹿の皮を剥ぐのにも使える設計になってます。
全長が47センチと長いので、持ち運びやすさには難がありますが、パワーがあって振りやすいので、一本で薪割りから火おこし、調理までしたい方は、ハンター418がおすすめです。
ハンター418の詳細記事はこちらをご覧ください。
>>パワーと機能性ならグレンシュフォシュのハンター斧418がおすすめ【キャンプの斧】
まとめ
グレンスフォシュブルークの斧は高品質が約束され外れはないのですが、用途別に使い方を知っていれば斧選びに困らないですね。
自分が使う目的を考えてグレンシュフォシュブルークの斧を選んで下さい。
また、斧では割りにくい節のある木や太い木は「ねじりくさび」を使うと効率よく薪割り作業を進めることができます。気になる方は下記の記事をご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。本記事があなたの斧選びのお役に立てれば幸いです。
それでは、良いキャンプライフを!