キャンプ道具

薪割りの斧はグレンスフォシュブルークの大型薪割り斧445しかない理由

薪割り斧はグレンスフォシュの大型薪割り斧445しかない!って聞いたけど…なんで?

大型薪割り斧445について詳しく教えて!

大型薪割り斧445が薪割りに最適な理由を解説します。

本記事の内容

大型薪割り斧445がどんな斧かわかる

大型薪割り斧で薪割りに最適な理由がわかる

大型薪割り斧445のメンテナンス方法がわかる

安全に効率良く薪割りができる

一生薪を割れる

所有感に満たされる

薪割りの斧はグレンスフォシュブルークの大型薪割り斧445しかない理由

薪割りの斧はグレンスフォシュブルークの大型薪割り斧445しかない理由

こんにちは、ゆういち(yamaumi2020)です。

最近のキャンプブームにより、キャンプや薪ストーブで使う薪の需要が高まってきていますね。

「薪も買うと高いから、自分で割って調達したい!」と思っている人も多いはず。

本日は、私が愛用している薪割り斧「グレンスフォシュブルーク大型薪割り斧445」が薪割り斧に最適な理由を解説します。

薪割り用の大きな斧を探している方は最後までお読み下さい。

グレンシュフォシュブルークとは?

グレンシュフォシュブルークとは?

グレンスフォシュブルークは、1902年から約120年にわたり斧を生産し続けているスウェーデンの老舗。

グレンスフォシュブルークの斧は、工場で大量生産するのではなく、熟練の技術を持った職人が最初から最後まで1人で責任を持って作っています。こうすることで、微妙なズレをなくしバランスの良い高品質な斧が世に放たれていくのです。

この功績が認められ、グレンスフォシュブルークの斧にはスウェーデン王室のマークが刻印されています。

グレンシュフォシュブルークは、スウェーデンの国境を越え世界で愛されている斧を今でも生産し続けています。

グレンスフォシュブルークの大型薪割り斧445はこんな人におすすめ!

薪を割るには薪割り斧が必須ですが、どんな斧があるんだろうとネットで調べても、

おすすめ斧15選とか結局どれを選べばいいんだよ!

と迷いますよね。(使用していないのにレビュー記事を上げているサイトばかり)

私は木に関わる仕事をしているので、色々な斧をたくさん振ってきましたが、その中でもおすすめの一本がグレンスフォシュブルークの大型薪割り斧445です。

大型薪割り斧445を使い込んだ結果、下記のような方におすすめの斧になっていることがわかりました。

薪割り用の斧を探している方

使用中の薪割り斧がイマイチな方

 効率良く薪を割りたいたい方

振りやすくパワーのある斧を探している方

高品質な斧を長く使いたい方

グレンスフォシュブルークの大型薪割り斧445ってどんな斧?

グレンスフォシュブルークの大型薪割り斧445が、薪割りに最適な理由を解説していきます。

大型薪割り斧445はロングタイプ

通常の柄の長さの斧は、大型薪割り斧442というモデルになりますが、大型薪割り斧445は柄が長い(10cm)タイプになります。

私は身長が180cmなので大型薪割り斧445がピッタリでしたが、

「長そうで不安だなぁ…」

という方は、大型薪割り斧442を選んでください。

柄が長いことによるメリットは、遠心力とテコの原理が大きくなるので薪を割るパワーが強くなるということです。

通常の柄の長さの442と比べて、重さはそんなに変わらないのにパワーがある振りやすい仕様になっています。

耐久性抜群なスウェーデン鋼とヒッコリー材

グレンスフォシュブルークの斧の柄には、クルミ科の広葉樹であるヒッコリー材が使われています。

ヒッコリー材は、非常に硬い木で強度に優れ、

特に衝撃吸収が大きいので斧の柄に最適です。

衝撃を吸収してくれるので、疲れにくく柄が長持ちします。

薪割りに最適な刃の形状

薪割りに最適な刃の形状

大型薪割り斧445の刃の形状は、薪割りに最適な「くさび型」です。

このくさび型の刃が薪に食い込むと、強烈に薪をひき裂いていきます。

最初に割った時は、「えっ?マジで!?」と思うことでしょう。

刃の角度と斧頭の重さが「薪を割る」という行為に最適化されています。

握りやすくてすべらないグリップ

握りやすくてすべらないグリップ

大型薪割り斧445の柄は、人間工学に基づき非常に握りやすくて疲れにくい設計になっています。

柄のグリップ部分には、滑りにくいように溝が掘ってあります。

この溝がマジで手にピッタリとフィット!

こういった細かい気遣いが、グレンシュフォシュブルークの人気の秘密です。

スチールカバーが柄を保護

スチールカバーが柄を保護

大型薪割り斧445の柄の根元には、スチール製のカバーが取り付けられています。

このスチール製のカバーにより、打ち損じをして丸太に柄が直撃しても破損を防いでくれます。

柄の破損の原因のほとんどが打ち損じによるものなので、大切な斧を長く使いたい方におすすめです。

大型薪割り斧のスペック

それでは大型薪割り斧445のサイズや重さをみていきましょう!

スペックは下記の通りです。

全長:79cm

斧頭の長さ:16cm

斧刃:7.5cm

斧頭重量:1.8kg

グレンシュフォシュブルークの斧シリーズで最もパワーのあるスペックになっています。

大型薪割り斧445は「薪割り専用の斧」ですが、他にも用途によって必要な斧は違ってきます。

自分に合った斧が欲しい!という方のためにグレンシュフォシュブルークの斧を4本徹底比較したので気になる方は下記をご覧下さい。

グレンシュフォシュブルーク4選レビュー
グレンシュフォシュブルークのおすすめ斧を4本購入し徹底比較! 本日はこんな疑問に答えます。 本記事の内容 ● グレンシュブルークの斧の選び方がわかる ● 4本の特徴を...

大型薪割り斧445で薪割りを実践!

それでは実際に大型薪割り斧445を使って薪を割っていきます。

今回はこちらの丸太を割っていきます!

とその前に、薪割りをする際の注意点についてお話します。

薪割り斧は、使い方を間違えると大怪我をする凶器なので、次の2つを必ず徹底して下さい。

斧の延長線上に入らない

斧を振る前に周囲を確認する

斧の延長線上に足があると、万が一打ち損じをしたときに斧が足に直撃し大怪我をします。

足は必ず開いて薪を割るようにしましょう。

また、周囲に人がいないか確認することも忘れずに。

それでは、薪割りいってみましょう!

①薪割り台の上に丸太をセットします。

足を開いて構えて斧を振ります。

このくらいの丸太なら1発で簡単に割ることができます。

薪割り台に丸太をセット

②足を開いて構えて斧を振ります。このくらいの丸太なら1発で簡単に割ることができます。

薪が割れた

振りやすくてパワーがあり、食い込みの良い強靭な斧刃がなせる技です。

ノンストレス薪割りとはまさにこれです。

大型薪割り斧445のメンテナンス方法

大型薪割り斧445のメンテナンス方法

グレンシュフォシュブルークの大型薪割り445は、高品質で薪を割る能力も高い斧ですが、日々のメンテナンスを怠ると最高のパフォーマンスは発揮されないですし、最悪の場合、斧が壊れてしまう可能性もあります。

どんな道具でも同じことですが、メンテナンスをしっかりと行うことで道具が長持ちし、パフォーマンスを最高に引き出すことが可能になります。

ここでは、大型薪割り斧445のメンテナンス方法を紹介します。

大型薪割り斧445のメンテナンスは、下記2つに分類されますので順番に解説していきます。

刃のメンテナンス

柄のメンテナンス

刃のメンテナンス

斧はナイフなどの刃物と違い「重さと打撃力」で木を割る道具なので、使用していると刃がこぼれたりして切れ味が悪くなります。(個人的にはグレンスフォシュの斧は刃持ちが良い。)

当然ですが、刃のメンテナンスを怠ると切れ味が悪くなり薪を割る効率も下がります。

また、切れない刃を使うと力で薪を割ろうとするので、斧への負担が大きくなり斧が破損するリスクが増えます。

そうならないためにも刃のメンテナンスは、下記2つを実施しましょう。

刃を研ぐ

サビ止めを塗る

刃を研ぐ

斧の刃を研ぐときは、ディスクストーンを使うことをおすすめします。

砥石には、角砥石とディスクストーンの2種類がありますが、角砥石は斧を動かして研ぐので大型薪割り斧445を研ぐとなるとしんどいです!

ディスクストーンは、砥石を動かすので斧の刃の形状に合わせやすく、楽に研ぐことができます。

斧の刃の研ぎ方

ディスクストーンを使った刃の研ぎ方の手順は下記の通りです。

ディスクストーンを水につける

円を描くように研ぐ

かえり(バリ)をとる

ディスクストーンは、研ぐ前に30分〜1時間ほど水につけておきます。

水につけ終わったら、ディスクストーンを刃の形状に合わせながら円を描くように研いでいきます。

かえり(バリ)が出たら、斧をひっくり返して反対側も研ぎましょう。

反対側も研ぎ終わったら、かえり(バリ)を取って完成になります。

刃がこぼれていなければ、15分ほどで研ぐことができます。

刃の研ぎ方についてもっと詳しく知りたい方は、正しい斧の研ぎ方をご覧ください。

動画でもわかりやすく解説しています。

油を塗る

斧刃は鉄なので、油を塗らないとサビてしまいます。

斧を長く使うためにも、使用後は油を塗りましょう。

おすすめの油は、刃物椿油です。

刃物椿油の特徴は下記3つ。

100%自然成分なので安心

不乾性油なのでサビ止め効果長持ち

柄のオイルフィニッシュにも使える

刃物椿油は、刃物専用のサビ止め油で100%自然成分でできているので、食材に触れるナイフや包丁にも安心して使えます。

刃物椿油は、乾かない油「不乾性油」なので、長い間サビ止め効果が期待できます。

また、刃物椿油を柄に塗ることで表面に油膜が形成され様々な効果が得られるオイルフィニッシュにも使えます。

一石三鳥なコスパの高い刃物椿油は投資する価値アリです。


柄のメンテナンス

柄のメンテナンスは、柄に植物油を塗るオイルフィニッシュを行います。

オイルフィニッシュとは、植物油を塗り重ねて柄の表面に油膜を形成することを言います。

オイルフィニッシュをすることで、

防水効果

防カビ効果

防腐効果

汚れ付着防止

などの効果が得られるので、斧の柄が長持ちします。

また、オイルフィニッシュを行うと柄の木目がくっきりと引き立ち、深い色に変化します。

ニスのようなテカテカしたツヤではなく、美しい自然な艶も出てくるので愛着も湧いてきます。

オイルフィニッシュについて詳しく知りたい方は、下記の動画をご覧下さい。(亜麻仁油と蜜蝋ワックスを使ったオイルフィニッシュ動画です)

まとめ

グレンスフォシュの大型薪割り斧445は、パワーがあり使いやすい斧だというのがわかりましたね。

メンテナンスをしっかりと実施して大切に使えば一生使える斧です。

薪割り斧を探している方や使っている斧がイマイチの方は、グレンスフォシュブルークの大型薪割り斧445を検討してみるのもアリです。

本記事があなたの斧選びのお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、良いキャンプライフを。