本日は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
● 焚火フライパンのIHでの使い方分かる
● IH使用の際の注意点がわかる
● メンテナンス方法も紹介
焚火フライパンはIHで使える?【使い方と注意点を解説します】
キャンプ場やYouTubeなどで大人気の焚火フライパン。
ソロキャンパーやブッシュクラフターが愛する理由は、
● 柄を現地で作る
● シーズニング不要ですぐ使える
● ガス、IH両方に対応
ここらへんでしょうか。
この中でも、IH対応というのがすごく便利ですよね!
家庭でも使えるし、コテージやバンガローでもIHが増えてきているので、ファミリーキャンプでも活躍します。
と不安になる方もいるはず。(私もそうでした…泣)
本記事では、実際に使えるか検証をした後、使い方から注意点、使用後のメンテナンスまで解説していきます。
焚火フライパンはIHで使えるの?結論、バッチリ使えます!
結論から言いますと、IHでもしっかり使うことができました。
今回は、目玉焼きとウインナーを焼いてみました!
やはり鉄のフライパンで焼くと、中がジューシーで美味しいですね。
見た目よし、機能性よし、味よしの焚き火フライパンですが、今からお話する注意点を守らないとIHで使用できなる可能性があるので気をつけましょう。
焚き火フライパンを使う際の注意点
IHでの使用の注意点の前に、焚き火フライパンの取り扱いに対する注意点からお話します。
焚き火フライパン取り扱いの注意点は2つ。
● 急加熱や急冷却をしない
● シーズニングをしっかり行う
急加熱や急冷却をしない
焚き火フライパンは、鉄板の厚みが1.4㎜と薄く急加熱や急冷却をするとフライパンの底が変形します。(最悪の場合、割れる)
変形すると、IHで使用できなくなりますので絶対にしないでください。
● フライパンを使うときは、弱火〜中火で加熱し始める。
● 調理が終わってすぐに水につけない
上記2点を必ず守りましょう。
シーズニングをしっかり行う
焚き火フライパンは、使用前のシーズニングは不要ですが、使用後のシーズニングは必須です。
使用後のシーズニングをしないと、
● 焦付きやすくなる
● サビて使えなくなる
こうならないためにも、使用後のシーズニングは行いましょう。
使用後のシーズニングについては、あとで解説します。
焚き火フライパンをIHで使う際の注意点
焚き火フライパンはIHで使うと、焦げつきやすい。
これが注意すべき点です。
そもそもの話「IHクッキングヒーター」自体が焦げやすい器具なんです…。
少しだけ触れておきますね。
IHが焦げつきやすい理由
IHが焦げつきやすい大きな理由は2つあります。
● 火力調整が難しい
● 熱源のコイルが真ん中に集中している
火力調整が難しい(火が見えない)
IHは電気を使って加熱する器具なので、火力調整が難しいです。
目視で火が見えず、ボタンで調整するので「中火だと思っていたら強火だった」なんてことも。
IHは様子見で弱火からスタートしましょう。
熱源のコイルが真ん中に集中している
IHは熱源のコイルが真ん中に渦を巻くように集中しています。
こんな経験ありませんか?
IHで調理すると、真ん中は火が通っているけど外側は生だったなんてこともしばしば。
これは構造上仕方のないことなので、諦めるしかありません。
が、いくつか対応策もあるので紹介します。
焦げつきにくくする対応策
焦付きにくくするための対応策は2つ。
● 火力は低めで設定する
● フライパンの位置をずらす
火力は低めに設定して、様子を見ながら調理しましょう。
IHは真ん中が温度が高いので、フライパンをずらしながら調理すると焦げにくくなります。
ちょっと原始的な対応策ですが、意外と効果アリです。
以上の注意点を踏まえた上で、焚き火フライパンをIHで使用しましょう!
焚き火フライパン IHでの使い方
焚火フライパンをIHで使用する流れは下記の通りです。
● フライパンをセットする
● 焚き火フライパンを弱火〜中火で温める
● 油をひいて、焼く
フライパンをIHにセットする
IHにシーズニング済みの焚き火フライパンをセットします。シーズニングしてないフライパンだと1発で焦げます。(マジです)
この時に、ガタつきがないか確認してください。
ガタつきがあると、IHを使用できません。
焚き火フライパンを弱火〜中火で加熱
弱火〜中火で焚き火フライパンを加熱します。
いきなり強火で加熱すると、焚き火フライパンが変形する可能性がありますので注意。
油をひいて、焼く
焚き火フライパンが温まったら、油をひいて食材を焼きましょう。
火力を見ながら、フライパンをずらして焦げないように調理しましょう。油を多めにひくのも効果的です。
IHでの調理は難しいですが、やはり焚き火フライパンで上手に焼けると、本当に美味しいのでぜひやってみて下さい!
焚き火フライパン 使用後のメンテナンス
焚き火フライパンは鉄製品なので、使用後のメンテナンス(シーズニング)をしないと、焦げ付きやすくなったり、サビます。
大切な道具なので、しっかりお手入れしましょう!
それでは、焚き火フライパンのメンテナンス方法を解説します。
使用後のメンテナンス方法
使用後のメンテナンス方法は下記の通りです。
● 使用後のフライパンを洗う
● フライパンの水分が飛ぶまで加熱する
● 油をぬる
使用後のフライパンを、水またはぬるま湯で洗います。
洗剤は絶対に使用しないでください。
フライパン表面の油膜コーティングがはがれて、焦げ付きやサビの原因になります。
フライパンの水分が飛ぶまで加熱(3分ほど)し、油をまんべんなく塗ったら終了です。
焚き火フライパンのお手入れ方法などを詳しくまとめたので興味ある方はどうぞ!
焚き火フライパンはIHで使える?【 使い方と注意点を解説します】 まとめ
焚き火フライパンは、IHで安心して使えることがわかりました。
家でもIHつきのコテージでも大活躍しますね。
IHでの調理は、なかなか難しいですがおいしく調理できた時の喜びは最高です!
焚き火フライパンは、ワイルドでカッコ良く便利ですが、使い方をまちがえると長持ちしません。
手入れを怠ると、美味しく調理できないだけでなく、サビて使えなくなってしまいます。
手入れも、フライパンを育てると思って楽しくできたら良いですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
安全に最高のソロキャンプを!