実際に購入して使い込んだ感想を紹介します。
● アウトドアアックス425がおすすめな理由がわかる
● アウトドアアックス425の使い方がわかる
● アウトドアアックス425のメンテナンス方法がわかる
キャンプの斧はグレンシュフォシュのアウトドアアックス425が最強!
こんにちは、ゆういち(@yamaumi2020)です。
キャンプの楽しみといえば「焚き火」ですが、薪を割ったり焚き付けを作る際になくてはならないギアの一つが「斧」です。
しかし、斧の種類が多すぎてどれを選べば良いか悩みますよね。
なんてことも…。
本日は、実際に使ってみて(他のサイトは使ってないことが多い)これを選んでおけば間違いがない斧を紹介します。
グレンシュフォシュブルークのアウトドアアックス425
グレンシュフォシュブルークのアウトドアアックス425は、太い薪(直径15センチくらい)を小割りにしたり、フェザースティックを作ったりとキャンプや焚き火をする上で必要な機能を全て兼ね備えた斧になります。
本記事では、アウトドアアックス425を徹底的に解説していきますので、あなたの斧選びのお役に立てれば幸いです。
アウトドアアックス425はこんな人におすすめ!
アウトドアアックス425は、下記のような方におすすめです。
● 使う道具にこだわりたい方
● 斧選びで絶対間違えたくない方
● 斧の種類が多すぎて迷っている方
● 一本で全てをこなせる斧を探している方
アウトドアアックス425ってどんな斧?
アウトドアアックス425を実際に購入して使い込んだ感想をレビューします。
結論は、軽量で全てがこなせるオールラウンダーな斧です。
設計の時点でよく考えられた斧で、カンタンに薪が割れました。
アウトドアアックス425がどんな斧なのか見ていきましょう!
パワーはない
最初にアウトドアアックス425を持った時に思ったことは「軽い」でした!
はっきり言って、パワー(重さ)のある斧ではありません。
振り下ろしのスピードとパワーで薪を割りたい方には向かない斧と言えます。
アウトドアアックス425は、パワー(重さ)で薪を割る斧ではないからです。
アウトドアアックスは考えられた設計と刃の切れ味で薪を割る斧
アウトドアアックスは、サバイバル用に開発された斧なので非常に軽量です。(私が購入したアウトドアアックス425は、590gでした。)
と疑問に思いますよね。
軽量ながら薪が割れるポイントは3つあります。
● 刃の切れ味がハンパない
● 刃の形状が考えられている
● 柄が長い
切れ味がハンパない
グレンシュフォシュブルークの斧全般に言えることですが、刃の切れ味がハンパじゃないということです。
刃の切れ味の秘密は2つあります。
・プロの職人が1本1本手作りしている
・斧専用のスウェーデン鋼を使用している
グレンシュフォシュブルークの斧は、現在主流となっている工場で大量生産される斧とは違い、斧作りのプロの職人が1本1本丁寧に作り上げた高品質な斧です。
何度も熱せられ「鍛造」された斧頭は、硬くてサビに強く出荷された時点で「ナイフのような切れ味の刃」が付いています。
材質には、斧専用のスウェーデン鋼が使用されており、耐久性に優れています。
職人の技✖️スウェーデン鋼の硬さと鋭さが、ナイフのような切れ味の秘密です。
この鋭い切れ味で、斧がしっかりと薪に食い込みます。
刃の形状が考えられている
この画像は、アウトドアアックスとよく比較されるワイルドライフ415の刃の形状と比べたものですが、右側のアウトドアアックスの刃の形状は「厚いクサビ型」になっています。
クサビ型の刃は、薪を切り裂く力が強いので軽量なアウトドアアックスでも薪が割れます。
食い込みがいい切れ味と、クサビ型の刃の形状がなせる技です。
ワイルドライフ415も非常にいい斧なので、興味ある方は下記の記事をご覧ください。
柄が長い
アウトドアアックスは柄の長さが37㎝あり、ワイルドライフ415と比べると3㎝ほど長い仕様になっています。
長い柄は、遠心力とテコの原理が強く作用するので、より少ない力で薪を割ることが可能です。
パワー(重さ)不足を柄の長さでフォローしているよく考えられた斧です。
それでいて、刃の重さと柄の長さのバランスが良く、細くてシャープな柄は握りやすくて非常に扱いやすい仕上がりになっています。
まさに、1本で全てがこなせる➕薪割り力が強い斧と言えます。
とはいえ、柄が長いということは斧のコントロールが難しいとも言えます。
短い柄と比べると間合いが長いので、薪を割るときに打ち損じする可能性が高くなります。
でも、ご安心ください!アウトドアアックス425は、「スチール製のプロテクター」で柄の根元が完全ガードされています。
このプロテクターにより、打ち損じによる損傷を防いでくれるので柄が長持ちします。
アウトドアアックス425のスペックを紹介
アウトドアアックス425のスペックは上記の通りです。
アウトドアアックス425でできること
アウトドアアックス425でできることはたくさんありますが、ここでは下記4つを紹介します。
● 薪を割る
● フェザースティックを作る
● 杭を作る
● チョッピング
薪を割る
アウトドアアックス425は、軽量ながら薪割りに特化した斧です。
クサビ型の刃の形状により薪を簡単に割る事が出来ます。
フェザースティック作り
アウトドアアックス425は、刃先が非常に鋭いのでサクサクとフェザースティックを作れます。
アウトドアアックス425の下側の刃を薪割り台に刺して、薪を引くように作るのがコツです。
杭を作る
アウトドアアックス425があれば、ペグを自作したり杭を作ることもできます。
キャンプ技術を向上させるためには欠かせないギアです。
チョッピング
アウトドアアックス425は、非常に食い込みが良い斧なので、木を叩き切るチョッピングもなんなくこなします。
太い木をチョッピングする時は、真上から振り下ろすのではなく斜めに振り下ろす事を意識して、V字に刃を入れていくと効果的です。
アウトドアアックス425は「小型の万能斧」ですが、グレンシュフォシュブルークには他にもパワーのある斧など種類が豊富です。
私が所有する4本を用途別にまとめたので、他の斧も気になる方は下記をご覧ください。
アウトドアアックス425のメンテナンス方法を紹介!
ここでは、アウトドアアックス425の日々のメンテナンス方法について解説していきます。
● 刃のメンテナンス
● 柄のメンテナンス
刃のメンテナンス
刃のメンテナンスは主に二つあります。
・刃を研ぐ
・刃に油を塗る
斧は叩いて薪を割る道具なので、ナイフなどに比べて刃に負荷がかかります。
当然使い込んでくれば、刃が傷んできて切れ味が落ちてきます。
切れない刃は、変に力が入って思わぬ怪我をしたり、斧自体を壊してしまう可能性もあるので「切れ味が落ちてきたな」と思ったら刃を研ぎましょう。
刃の研ぎ方については、正しい斧の研ぎ方を見てください。グレンスフォシュブルークの砥石を使った研ぎ方を詳しく解説しています。
また、刃を研いだ後や斧を使用した後は必ず油を塗りましょう。
斧頭は鉄で出来ているので、油を塗らないとサビてしまい最悪の場合使えなくなってしまうので注意して下さい。
おすすめの油は、椿油です。天然成分で安全ですし、そのまま柄に使用することもできるので便利です。
柄のメンテナンス
柄のメンテナンスは、柄に植物油を塗って油膜を形成し、汚れや水分をブロックすることで柄が長く使えます。
これを、オイルフィニッシュと呼びます。
私は、柄に「蜜蝋ワックス」というものを塗ってオイルフィニッシュしてます。
蜜蝋ワックスは、天然成分でできていて様々なメリットがあり、すごく重宝しています。
自然の深いツヤが出て、色合いが変化するところも気に入っています。
詳しくは、蜜蝋ワックスの使い方をご覧下さい。
キャンプの斧はグレンシュフォシュのアウトドアアックス425が最強! まとめ
キャンプ、ブッシュクラフト、焚き火の様々なシーンにおいて活躍するのがアウトドアアックス425です。
この世には、様々な斧がありますが、品質やバランス、耐久性、切れ味どれをとっても世界トップクラスの斧です。(パワーだけはありませんw)
あなたのキャンプライフに仲間入りしても、決して損をしないギアになりますので一生の相棒として投資してみるのもアリだと思います。
あなたの斧選びに少しでもお役に立てたら光栄です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
よいキャンプライフをお過ごしください!