本日はこんな疑問にお答えします。
本記事の内容
● 焚き火フライパンって何?
● 焚き火フライパンのメリットデメリットがわかる
● 浅いのと深いのどっちを買えば良いか分かる
● 焚き火フライパンのお手入れ方法が分かる
【2023年最新版 】焚き火フライパンの全てがわかる教科書
ソロキャンパーやブッシュクラフターと呼ばれる野営家に大人気の焚き火フライパン。
最近では、家族連れのキャンパーさんも使っているのをSNSなどでよく見ますね。
焚き火フライパンは、国内初のブッシュクラフト専門店Bush Craft Inc(ブッシュクラフト株式会社)から発売されている非常にユニークなフライパンです。
大きな特徴は、柄がついていないことです。
「柄は現地で調達せよ」
と新しい発想の魅力あるフライパンです。
本記事は、焚き火フライパンの全てがわかるように徹底解説しましたので、参考にして下さい!
それでは、焚き火フライパンのメリットとデメリットから見ていきましょう。
焚き火フライパンのメリットとデメリット
どんな道具にも、良いところと悪いところがあります。
でも、色んなサイトを見ていると「いいところしか書いていないサイト」が目立ちますよね。
私はこれから焚き火フライパンを購入する人が「こんなはずじゃなかった」と後悔してほしくないので悪いところも書いちゃいます。ぜひ参考にして下さい!
それでは、焚き火フライパンのメリットとデメリットについて解説します。
焚き火フライパンのメリット
焚き火フライパンのメリットは4つあります。
● 柄がないので、コンパクトに収納できる
● 世界で一つだけのフライパン
● 直火、IH両方に対応
● シーズニング不要
柄がないので、コンパクトに収納できる
焚き火フライパンは、柄がついていないのでコンパクトに収納できます。
野営をする「ブッシュクラフター」には最強のフライパンです。
隙間が狭いバックパックの間に、スルッと入ります。
持っていく荷物に制限がある方向けです。
世界で一つだけのフライパン
普通のフライパンって柄がついていますよね?焚き火フライパンには柄がついていません。
現地で採取した枝で、世界に一つだけの柄を作るのです。
柄もナイフ1本あれば簡単に作れますので、空いた時間にパッと作れます。
柄の作り方とつけ方は、このあと解説します。
直火、IH両方に対応
焚き火フライパンは、ガスコンロや焚き火などの直火はもちろんOKですが、IHにも対応しています。
ソロキャンプもいいけど、家族でIH付きのコテージなどに宿泊するときにも大活躍!
シーズニング不要
焚き火フライパンは、出荷時に焼きならしをしているためシーズニングが不要です。
軽く水洗いをすればすぐに使えるが便利です。
シーズニングとは、出荷時に塗られているサビ止めなどを落とし、料理に匂いがうつらないようにするための作業です。
正しいシーズニングの方法を知りたい方は、下記の記事を参考にして下さい。
>>【完全版】鉄フライパンの正しいシーズニング方法【意外と簡単です!】
焚き火フライパンのデメリット
メリットを解説しましたが、もちろんデメリットもあります。
デメリットは、下記3つです。
● めんどくさがりには向かない
● 柄を止めるネジを紛失する可能性がある
● 急加熱すると変形する可能性がある
めんどくさがりには向かない
焚き火フライパンは、めんどくさがりの方には向きません。
理由は下記の通り。
● 柄を自分で作らないといけない
● 定期的にメンテナンスが必要
家族連れでキャンプにいく時などは、子供の面倒を見たりといろいろ大変ですよね。
時間がなく効率を求めるときは、柄がついている普通のフライパンを使いましょう。(柄は5分くらいで出来ちゃいますけどねw)
柄を止めるネジを紛失する可能性がある
焚き火フライパンに柄を装着する時、付属のネジを2本使いますが…このネジがすごく小さいのです。
ネジを紛失すると大変なので、しっかり保管しましょう。
急加熱すると変形する可能性がある
焚き火フライパンは、急加熱や急冷却すると底が変形します。
変形すると、IHで使用できなくなります。(直火は問題なし)
フライパンに余熱をかける時は、弱火〜中火程度にしましょう。
熱々のフライパンに水をかけるなどの急冷却もNGです。
変形しているフライパンも味があってなかなかカッコイイですが…!
では、焚き火フライパン柄の作り方とつけ方を見ていきましょう。
焚き火フライパンの柄の作り方とつけ方
焚き火フライパンの柄の作り方とつけ方について解説します。
● 枝の先端を削る
● 差し込んでネジで止める
枝の先端を削る
現地で枝を見つけて、先端をナイフで削ります。
枝のサイズは、直径3㎝くらいがちょうど良いです!
先端側がだんだん細くなるように削りましょう。
差し込んでネジで止める
柄が完成したら、焚火フライパンの差し込み口に差し込んでネジで固定すれば完成です!
柄の作り方をもっと詳しく知りたい方は、下記の記事をお読み下さい。
>>【 焚き火フライパン 】柄の作り方とつけ方を徹底解説【画像あり】
動画でみたい方は、こちらからどうぞ〜。
焚き火フライパンの商品スペックと価格
焚き火フライパンは、通常の焚き火フライパン(浅め)とフライパンの縁が高くなっている焚き火フライパン深めの2種類が発売されています。
また、新製品の焚き火フライパン2.0も発売されたので全部で3種類が展開中です。
各フライパンのサイズと価格を見ていきましょう!
焚き火フライパン浅めのサイズと価格
焚き火フライパン浅めのサイズは、
鉄板の厚み:約1.4mm
直径:約22.5cm
深さ:約1.8cm
底径:約18.5cm
取っ手差し込み径:約2.4cm
釘穴径:8mmと5mm
重量:505g
焚き火フライパン深めのサイズと価格
焚き火フライパン深めのサイズは、
鉄板の厚み:約1.4mm
直径:約24cm
深さ:約5.5cm
底径:約17cm
取っ手差し込み径:約2.4cm
釘穴径:8mmと5mm
重量:約705g
たき火フライパン2,0のサイズ
● 直径:23㎝
● 底径:19.5㎝
● 深さ:2㎝
● 差し込み径:2.2㎝
● 穴:8㎜と4㎜
● 重さ:500g
新発売の「焚き火フライパン2.0」を実際に購入して使い心地などをまとめたので気になる方はどうぞ〜。
>>【 完全版 】新発売の焚き火フライパン2.0を徹底レビュー
結局、浅いのと深いのどっちがいいの?
焚き火フライパンは、浅いタイプと深いタイプの2タイプが展開されています。
と迷いますよね……。(私もそうでした)
それぞれに良いところと悪いところがあり、使う人の用途や考え方で変わるので「こっちがいい!」とははっきりと言えません。
それぞれの機能や使い方をまとめたので、迷っている方は参考にしてみて下さい!
>>焚き火フライパンは深めと浅めどっちを買う?2つ購入し徹底比較レビュー
焚き火フライパンのお手入れ方法
焚き火フライパンは、鉄製品ですので定期的なお手入れが必要になります。
お手入れを怠ると、フライパンがサビて使えなくなってしまいます。
特にやってほしいのが、使用後のシーズニング(お手入れ)です。
シーズニングとは
フライパンを空焼きして油を塗るという工程を繰り返すことでフライパン表面に油膜を形成することです。
シーズニングのメリットは2つ。
● フライパンのサビ防止
● 焦げつき防止
シーズニングは使用前に行うものですが、焦げずに美味しく調理できてフライパンを長く使うためにも、使用後のシーズニング(お手入れ)は欠かせません。
誰でもカンタンにできるので、ぜひやってみて下さい!
正しい使用後のお手入れ方法については、下記の記事で詳しく解説しています。
>>【 完全版 】鉄フライパンのお手入れ方法はこれを見ればOK!
まとめ
焚き火フライパンはたくさんの魅力が詰まったフライパンです。
手入れをすれば長く使えますし、ソロキャンパーからファミリーキャンプまで幅広く使えます。
ぜひ、焚火フライパンでかっこよくキャンプを楽しんでください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
良いキャンプライフを!