本日は、ねじりくさびを徹底解説します。
● ねじりくさびとは?
● ねじりくさびの使い方がわかる
● ねじりくさびのメンテナンス方法がわかる
薪割りの幅が広がる便利道具!ねじりくさびの使い方を徹底解説!
こんにちは、ゆういち(yamaumi2020)です。
あなたは薪を割るというと、どのような道具を思いうかべますか?
もっともポピュラーな道具といえば「斧」ではないでしょうか。
ドンっ!
こう思っている人も多いはず。
こんな悩みを解決するのが、本日紹介する薪割り道具「ねじりくさび」です。
ねじりくさびはコンパクトで持ち運びも便利な薪割り道具になります。
ねじりくさびを使えば、薪割りの幅も広がるので、ぜひ最後までお読みください!
ねじりくさびとは?
ねじりくさびは鉄でできており、丸太に打ち込んで薪を割る道具です。
斧がなくても、薪が割れるので非常に便利ですよ!
ただ、ねじりくさびを使う目的は他にあるので見ていきましょう。
ねじりくさびはどんな時に使う?
「斧がなくても薪が割れますよ〜」と説明しましましたが、ねじりくさびを使う最大の目的は、斧では割りにくい木を割ることです。
斧で割りにくい木というのは、
● 節が多い木
● 太い木
上記2つの木は斧だけで割ろうとすると、きれいに割れないですし時間と労力がかかります。
こんな時ねじりくさびを使えば、比較的簡単に薪割りできます。
また、薪割りの斧を持っていない方や、手斧しかなく丸太は割れないよ!という方でも、ねじりくさびを使えば薪割りができるのでおすすめです。
ねじりくさびのスペック
私が使っているねじりくさびは、ワンステップさんから発売されています。
2本セットで安価なので重宝してます。
ワンステップさんのねじりくさびのスペックは下記の通りです。
重量:約2.5kg(実測2.47kg)
長さ:約22.5㎝
幅:広いところで約8㎝
厚み:約6㎝
ねじりくさびの使い方
それでは、ねじりくさびの使い方を解説します。
用意するものはこちら!
● ねじりくさび
● ハンマー
● 薪割り台かコンクリートブロック
の3点。
ハンマーの重さは丸太の太さによって変わりますが、20㎝くらいまでなら1kgあれば十分です。
私は重い方が楽に割れるので、5kgのハンマーを使用しています。
コンクリートブロックの上に丸太を置くと力が逃げないので、用意すると効率が上がります。
丸太をセットしてねじりくさびを打ち込む
ねじりくさびで薪を割る手順は、ハンマーで打ち込むだけになります。
丸太をセットしたら、丸太の中心に真っ直ぐ刺さるようにねじりくさびを打ち込みます。
この時、ねじりくさびが斜めにならないように注意します。
ハンマーで打ち込んでいく
真っ直ぐ刺さったら、あとはハンマーで打ち込んでいくだけです。
くさびが丸太に食い込んでいき徐々に割れていきます。
ここまできたら手でパカっと割れますよ。
5kgのハンマーを使用していることもあり、ここまで割るのに1分ほどです。
ハンマーを小さくすれば、女性でも簡単に薪を割ることができるので便利ですよ。
YouTubeでもわかりやすく解説しているので、ぜひご覧ください!
斧で割りにくい丸太をねじりくさびで割ってみた!
それでは実際にねじりくさびを使って、斧では割りにくい木を割っていきます!
今回割る丸太の種類は下記2つです。
● 太い丸太
● 節のある丸太
太い丸太
太い丸太は斧で割ろうとすると、突き刺さってしまい何回も斧を振らなければ割れません。
ねじりくさびを使えば、何回かハンマーで叩くだけで、簡単に丸太を割ることができます。
50センチを超えるようなモンスター級の丸太を割るときは、下記のように2つ平行に並べて叩くと割れます。
交互に叩いて打ち込むのがコツです。
節のある丸太
節(枝の跡)がある丸太は、繊維が斜めに入り組んでおり斧で割ろうとすると刃が止まってしまい割るのが困難です。
ねじりくさびを使えば、徐々に薪を切り裂いていくので、苦労せずに薪割りができます。
ねじりくさびがもっとも活躍するシチュエーションです。
木目を見ればわかりますが、真ん中の節の部分は複雑に入り組んでいます。
これを斧で割ろうとすると刃が止まってしまい、大変な作業になってしまうのでねじりくさびを使うことをおすすめします。
先日の話なのですが、知り合いが遊びに来たので一緒に薪割りをしました。(知り合いはかなりの焚き火好きw)
その時にねじりくさびを紹介したら、大絶賛からの即買い!
今まで小さな手斧で苦労して薪を割っていたそうなので、感動していました。
斧を持っていない方や、手斧しか持っていない方も使う価値がある商品です。
薪割り実践まとめ
ねじりくさびで薪割り実践のまとめは下記の通りです!
● ねじりくさびが活躍するのは、太い丸太と節のある丸太。
● 太い丸太は、くさびを2本使用して交互に叩く。
● 薪割り斧がない方にもおすすめ!
私が所有しているおすすめの斧をまとめました!気になる方は下記の記事をご覧ください。
ねじりくさびのメンテナンス
使っているだけでは道具は長持ちしない。ということで、ねじりくさびのメンテナンス方法を紹介します!
ねじりくさびのメンテナンスは大きく分けて2つです。
● 刃を研ぐ
● 全体に油を塗る
刃を研ぐ
ねじりくさびの先端は、鋭い刃になっています。
使ってくると、刃先が丸まって木への食い込みが悪くなってきます。
食い込みが悪いと、ハンマーで叩くときに力が必要になり、大変危険ですので定期的に刃を研ぎましょう。
ナイフや斧のように、切れ味は求めないのであくまで食い込みが良くなる程度でOKです!
私はグラインダーで刃先が鋭くなるように研いでいますが、持ってない人は砥石で研ぎましょう。
全体に油を塗る
ねじりくさびは、鉄でできているので油を塗らないとサビてしまいます。
サビると腐食して、ねじりくさびが使えなくなってしまうので、使用後は油を塗りましょう。
布などで全体にまんべんなく油を塗ります。
おすすめの油は刃物椿油です。
伸びが良く扱いやすいですし、100%自然成分ですので、ナイフや包丁にも使えます。(私は、ナイフから斧、ノコギリまで全て刃物椿油を使っています)
1本持っていると便利なので、使って見るのもアリですよ!
まとめ
ねじりくさびは、斧で割りにくい木を割るときに最も効果を発揮しますが、斧を持っていない方でも薪を割れるのが嬉しいところ!
あなたも一本持っていれば、薪割りの幅が広がるのは間違いなしですよ!
ワンステップさん以外にもねじりくさびは種類が豊富なので色々見てみてくださいね!
それでは、良いキャンプライフを!